The WaKi Times feat. 令和 ~vol.76~

2020年12月11日

The WaKi Times feat. 令和 ~vol.76~

青春中毒

①最近のイラスト

冬ですね、、、屋台ですね、、、屋台が恋しいですね、、、! というわけでみんな大好き屋台シリーズです!!!

❒移動式茶室”ジパング”

その昔、金色に輝く移動式の茶室があったとかなかったとか。さらにその茶室では珈琲なる米国より渡来した渋茶を出したとか出さなかったとか。 『移動式茶室”ジパング』

❒サンタ印の質屋大黒

クリスマスの夜、ちょうどメルカリにアクセサリーが大量にでまわる頃。聖なる夜に似つかわしくない図体で焦がれ人に見捨てられた金品を換金してまわる質屋が出現するとかしないとか。 『サンタ印の質屋大黒』

❒冷やし肝売り

キンキンに冷えた肝を売る屋台があるとかないとか。その肝を食べると自分の肝が冷えるとか冷えないとか。 『冷やし肝売り』

❒ミサイル亭

ミサイルを肴にしながら酒を飲める屋台があるとかないとか。 『ミサイル亭』

❒雷太鼓屋

巨大電気ウナギを捕まえ、太鼓型の水槽に閉じ込めバチで水槽を叩き、雷を起こすバチ当たりな屋台があるとかないとか。 『雷太鼓屋』

❒薬湯飲(やくとういん)

町から町へと移動して、患者さんの症状に合わせて特別な薬湯を調合する屋台があるとかないとか。屋台では古今東西の薬草をボイラーで煮出すボイラー製薬なるものがあるとかないとか。 『薬湯飲(やくとういん)』

金曜日だよ!!! 凪

②「白鳥の湖」を聴いたアルツハイマー病の元バレリーナ、眠っていた記憶が目覚め踊りだす

白鳥の湖

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記事一言まとめ「命のキラメキ」

かなり高齢に見受けられるのですが、踊りだした瞬間に有無を言わせない迫力が全身に静かにみなぎり、その力強さと気高さと静かさを併せ持つ素敵すぎる姿に泣きそうになってしました(まぁ、自分、漢なんで泣くことはなかったんですが、、フッ) この動画以外にも、命を全力で燃やしているというのか、命を煌めかせている姿ってとてつもなく尊いと感じた瞬間がありました。

それは家のガスコンロの着火口の電池が切れかけたときです。 本当に比べるのもおこがましいのですが、家のガスコンロの電池が切れかけると、レンジのつまみの近くのランプが赤く点灯するのです。つい先日、そのランプが点灯して電池の命の灯があと少しだと知りました。 なんだか、ランプが点灯しても健気に火をつけ続けてくれるガスコンロ(=電池)をみて、こみ上げてくるものがありました。 ランプが点いたかと思えば消えて、また点いて、、、、 命を振り絞っているかのようなその姿がランプ越しに伝わってきて、 「電池すげえなお前、、、かっこいいよ。」 なんて、、、。 命を最後まで燃やし続けようとする電池の心意気が伝わってきて痛く感動してしまいました。 そういえば昔持っていたおもちゃの電池も最後のひと粘りがすごかったなぁ。

最近は使い切ることをしなくなってしまっている気がします。 携帯電話もバッテリーのもちが悪くなったら交換、少しでも穴が空いた服は箪笥の奥にしまいっぱなし。

別に使い倒すことがいい!と言っている訳ではありませんが、 チビになった赤鉛筆に金属の棒をつけて最後まで使い切るような。 好きな子の名前を書いた消しゴムを使い切るような。 そんな感覚を久しぶりに電池が思い出させてくれました。

自分も電池のような、命を煌めかせられる人生を歩みたいとおもった冬の日です!!!

Be a 電池!!! 記事動画リンク

③彼女の一番大切だったもの。思い出のテディベア「ホワイティ」を完全復元してプレゼントした男性。彼女の感激っぷりが心にしみる。

クマのぬいぐるみ 記事元URLはこちら

記事一言まとめ「儚さと美しさ」

くそっ、、、泣かないけど泣いちまうだろうが!!! まあ、常に哀愁ならぬ哀匂を放っている脇田にとって、このような涙を誘う記事をえらんでしまうことは必然なのかもしれません、、、これが運命ってやつでしょうか。

最近Twitterにインスタのストーリーのような機能、フリートが実装されました。 「24時間で消えるのに投稿する目的はなんなんだ?」 「なんの意味があんねん!」 なんてつっぱっていたのですが、最近ようやくその価値を体感でき始めた気がします。 あまりインスタグラムでもストーリーには投稿をしないのですが、ストーリーにする時は投稿と違って気の抜けた、投稿するまでもないものを掲載することが多いかと思います(みなさんもそうでしょうか?)。

しかし、なんだかその消える美しさがむしろいいんじゃないか、ストーリーで消えていった思い出こそ、タイムラインでの投稿よりも記憶に残っている素晴らしいものなんじゃないか。そう思い始めたのです。 消えてこそ美しいし、儚い。そこに日本人らしい美学や趣もあるのかなぁなんて。夏の花火にも通づるところがあるのではないでしょうか。

そう思い始めると、過去の投稿やツイート(黒歴史や炎上ツイート)を消す人をみかけると、なんだかそれがいいなぁなんて思い始めてしまうのです。別に 「逃げた!」とか 「乙www」 という感情よりは、 「いいねぇ、粋だねぇ(なにがやねん)」 なんて。その消えて初めて感じる儚さと美しさの発見を共有したくて徒然なるままにしたためてみました。。。 なんか読み返してみると何言ってんだ俺って感じすね、、、まあええやん!にんげんだもの!

わきを GOOD NIGHTY

④WAKITAの気まぐれコンテンツ「”ワキザシ・シリーズ!!!”「(歌集)滑走路-萩原 慎一郎」」

【企画概要】 説明しよう!覚えておくといつかきっと為になる!?さながら脇差しのような脇田おすすめコンテンツ!脇田が勝手にみて、さわって、よんで、きいて、かいだなかでもモーレツに感動した珠玉のコンテンツ情報を皆様にお届けッ!!!

記事一言まとめ「まっすぐなのだ、ひたすらに」

・電車に乗りながら夜空に伝書鳩放つがごとく送信したり

・うしろ手に携帯電話抜くときにガンマンになった気がする僕は

・叩け、叩け、吾がキーボード。放り出せ、悲しみ全部。放り出せ、歌。

・ぼくも非正規きみも非正規秋がきて牛丼屋にて牛丼食べる

・だだだだだ 階段を駆けあがるのだ だだだだ、だだだ 駆けあがるのだ

もっとたくさんあるのですが、いくつかスプーンで心を優しくえぐられたような感覚になった作品を選んでみました。 作者の方はきっととても優しい方だったんだろうと思います。 この歌集は読んでしばらく、自分の心にグサッと刺さって抜けない一冊でした。

若くして亡くなってしまった作者の萩原さんは、自分であれば見過ごしてしまうような、取りこぼしてしまうような何気ない毎日。そんな毎日を素敵な、噛んで飲み込むのがもったいなくなるような文章で歌い上げています。 学生時代のいじめ、非正規雇用、叶わない恋。おそらく辛かったであろうそんな状況の中、萩原さんの歌は驚くほど真っ直ぐに、独自の視点や解釈を交えながら31字というとりかごの中を信じられないくらい自由気ままにとびまわっているのです!!!

読んでいて苦しくなるけど、なんだかぬくもりがある、感情を揺さぶる一冊でした。皆様是非!

最後までありがとうございました!!! 金曜日です、皆様素敵な週末お過ごしください!