The WaKi Times feat. 令和 ~vol.74~

2020年10月30日

The WaKi Times feat. 令和 ~vol.74~

10月1日付けで私、脇田真一朗は定期異動となりました。 改めてになりますが、皆様今まで大変お世話になりました。。。 卒業坊や また、この配属に伴いこのワキタイムズの配信も今回で最後と、、、 なって、、、 うぐっ、、、 しま、、、

しまわないんですっ!!!ですっ!!! 究極の自己中・自己満・自己完結メディアであるワキタイムズは、 今後もぶらりふらりと風の吹くまま気の向くまま、配信を続けて皆様の業務の一助(ないし妨害)をさせて頂きたい所存でございます!!! 今後ともご贔屓に!!! それではワキタイムズをチェケラッ!

①最近のイラスト

__最近昔の日本映画を見る機会があったのですが、もうめちゃくちゃかっこいいんです。勝新の座頭市、三船敏郎の桑畑or椿三十郎などなど。ある種アメコミみたいな、ヒーローものの頂点をみた気がしました。みていて胸躍る圧倒的カッコよさと強さ、そして勧善懲悪の王道ストーリー。更にそこに渋くて細かい所作や演出が加わっちゃってもう生ハムメロンかよって!!!、、、違うな。もうたまんねぇ!みたいな感じなのです。歩く三船敏郎さんをみるだけで「え!?なんでこんなにカッコいいの!?訳わかんないんだけど!!!」そんな感じなのです。

__あと勝新太郎さんも、三船敏郎さんも富士山がめちゃくちゃ似合うよなぁと個人的には思っていました。なだらかな曲線のように優しくて懐の深い部分もありつつ、他を寄せ付けない圧倒的な存在感や厳しさも併せ持っている。そんな富士山が似合う男に、僕はなりたい、、、つってな!!!へっ!!!

❒怪魚専門の料理屋台。 怪魚飯店

❒冷凍保存した座頭市を用心棒として貸し出す屋台。 旅座頭号

❒討伐した”怪獣”の部位を専門に売買する屋台。 怪獣部分運送株式會社

❒街から街へ、哀愁を漂わせながら移動するチヨママ経営のスナック。 移動式スナック”チヨ”

HAHAHA!今日も今日とて金曜日だよ!

②自分が死んだらあの世に何を持っていきたい?墓に入れるものと一緒に横たわる人々(イギリス)

墓に入れたいもの

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__記事一言まとめ「やってんのかやらされてんのか?」

自分が大切なものをたまに整理したいなぁと思いました。そんな事を考えつつ、最近買い物をしました。 近くの駄菓子屋さんが閉店ということで、店主さんが集めていた昔のおもちゃが”言い値”で売りに出ていました。なんとまあWAKITAの好奇心を刺激するそのプンプン臭う訳わからなさたるや、ごった煮さたるや。店の軒先に立った瞬間、さながら糖質制限明けのラーメンのようにズルズルと、夏のそうめんのようにするするとその世界観に引き込まれていったのであります。 (↓お気に入りは扇風機になるロボットです!目が光ります!これ以外にもいろいろあります!)

基本言い値なので、気に入ったおもちゃをまとめて入れた箱をもとに交渉をしていく。 店員さんは言う 「諭吉さん1〜2人かなぁ」 WAKITAは言う 「着物のおっさん2人はむさくるしいから1人でどうでしょう?」 「う〜ん、一人は寂しいんじゃない?」 「なら野口さんとのコンビなら寂しくない!」 「華がないねぇ」 「なら諭吉さんと樋口さんの愛人風カップルで!」 「それはいい!」 「それと、また来るんで、これも追加してもらえませんか、、、?」 「大型カップル誕生だもんなぁ、いいよ!おまけだ!」 こうして値段がないものに対して金額以外の”粋?”な要素やお店への貢献という価値も武器にして購入するまでのプロセスが刺激的でした。 そして最近、自分でモノゴトの価値の杓子定規を使う機会が減っているなぁと感じました。

昨今、巷ではサブスクがあふれる今日この頃。 コンテンツ一つ一つの価値が感じられにくい世の中になっているような気がします。 月額で契約しているからそこに格納されているものをフルで楽しみたい。 だから評判のいいサブスクの登録をして、評価のいい作品を観ていく。 それってなんとなく観ているのではなく観せられているような。 食べているのではなく食べさせられているような。 そんな感覚を覚えることがたまにあるのです。 言ってんのか、言わされてんのか? やってんのか、やらされてんのか? https://www.youtube.com/watch?v=UrtpqpTG71M だからなのか、自分はサブスクよりも作品ごとのペイして楽しむことが多いです。300円の映画レンタルでそれ以上の感動を味わえた!と思う時とか、 逆にお金払ったけど、これはみなければよかったと思う時とか。そういう一喜一憂がなんだか楽しいです(ドMなのかな?)。

もちろん便利なものはどんどん使っていきたいのですが、 それでもたまには闇夜を素足で彷徨い、手探りで自分の直感で選んだものの価値を感じる体験。 無駄が多いけどお宝を発掘するような感覚は忘れたくないと世界のWAKITAとしては思いました。。。 ええ。WAKITAです。。。

③WAKITAの気まぐれコンテンツ「”ワキザシ・シリーズ!!!”「コインランドリー」」

__【企画概要】 説明しよう!覚えておくといつかきっと為になる!?さながら脇差しのようなコンテンツ! 脇田が日常生活で見つけた兆しを紹介ッ!(栄養豊富な情報源である“日常”。そんな日常からこれからの兆しを感じたものを、写真とともに説明させていただきます!) コインランドリー

記事一言まとめ「古本の痕跡をデジタルで」 移動式ランドリー”乾燥” 最近コインランドリーにハマっています。あの待ち時間がいいですよね、あの空間にいる人達全員が”待つ”状態のあの空間。まだコインランドリーになれない自分はちょっとドキドキするんです。そう考えると、番組の出演者が待機する大部屋の楽屋のような、そんな空間に似ているところがあると思うのです。

そうそう、楽屋といえば最近ミッドナイスワンという映画を観て参りました(無理やり話をつなげるのかいっ!!!パワープレイが好きなのかいっ!!!)。物語は草なぎ剛さん演じるトランスジェンダーの主人公を中心に物語が進んでいきます。その中で、彼女が働くショーパブで主人公含むダンサーたちが小道具がぶら下がった舞台裏。もとい、楽屋的存在部屋でメイクをしながらリラックスしてプライベートな話をするシーンがあります。一方で、ダンス用の靴をはくときなんかは緊張感もあったり、タバコを吸いながらボーっとする主人公に哀愁を感じたり。。。

表ではみえない、雑多で過密で緊張やしがらみやくだらなさや人間臭さが漂う空間。 そんなむせ返るように匂い立つ舞台裏は、表舞台に匹敵するくらい魅力的に自分にみえました。とにかくかっけぇんすよ!!!

自分もプロレスでデビューしてから選手入場前の舞台裏をみることができるようになったので、時折入場前の選手に見とれてしまうことがあります。試合前、あと一歩踏み込めば試合会場に出てしまう横断幕の手前で祈る人、えづく人、つぶやく人、喝を入れる人。それぞれの想いや空気感をまとって横断幕を突き破っていく。その二面性が生み出すギャップがぐっとくるというのか、みているとひきこまれて感情を揺さぶってくるものがございます。

そんなことを考えていると、いろいろな世界の舞台裏をみてみたいと思いました。舞台裏を巡るツアーパッケージなんて販売されないかな。でもそこを一切見せないのがプロなんですよね。でも、舞台裏をみせないのもプロだけど、ちらっとみせて感情移入させるのもプロなんだろうなぁ。別にリアルの場に限らず、いろいろな舞台裏を可視化できたら、無機質なものが急に感情をもったように感じられて面白そうだなと思う今日このごろです。

古本屋で買った本なんかまさに舞台裏と表舞台を体現していると思うのです。 古本を買って読んでいるときにふいに出てくる誰かが張った付箋や、ぐっと来たであろう1節に引いた強調線。なにか書き込んだものを消した後の紙に残る凹凸。そんな痕跡をみて前の持ち主を妄想することがあります(前の持ち主は可愛い子だったのかな、、、ヌフフw)。時間をかけてヘタなりに一生懸命つくったけど、一瞬で上司に切り捨てられてしまったPPTの資料とか、、、そんなものたちの痕跡というものをデジタルでも可視化できるとまたひとつ、世界が変わるような気がしました。

魅力的な舞台裏に幸あれ! 即席舞台裏”スイートピー”

最後までありがとうございました!!! 毎回自分お押し付けみたいな厚かましい内容ですみません。 皆様くれぐれも体調管理には気をつけてお過ごしください。